チャリティバザー

当自治会では、地域住民から定期的に不用品を回収し、チャリティバザーとして販売しています。販売によって得られた収益は、出品・発送を担当する住民と自治会とで折半し、互いの負担や貢献が公平に反映される仕組みとしています。
自治会に入る収益は、防犯パトロール用の備品購入、防災訓練での資材準備、子ども向けイベントの開催など、本来の「共用部分の維持管理」から一歩広がった活動の費用に活用しています。たとえば、夜間の見回りに使う懐中電灯や、防災倉庫に備蓄する飲料水の購入などが挙げられます。
この取り組みによって、不要になった物品が有効活用されると同時に、地域の安全や交流の充実にもつながっています。


東会の本来の役割

当自治会は、団地の共用部(廊下・階段・植栽など)の維持管理を担っており、マンションにおける「管理会社」に近い役割を果たしています。住民から徴収している共益費は、排水管の定期清掃、廊下やごみ置場などの清掃委託費などに充てられています。


住民参加から委託管理へ

団地ができた当初は、若い世代が中心で、休日に住民が集まり草むしりや側溝掃除を行い、集会所で話し合うなど平等に役割を分担していました。しかし、働き方の多様化や高齢化により、活動に参加できる人が減少。現在は清掃や点検を業者へ委託しており、住民が顔を合わせる機会は少なくなっています。


住民交流活動の課題

本来であれば、盆踊りや子ども会など交流イベントを行いたいところですが、自治会活動に使える予算が不足しているため、自治体の助成金を活用して活動を補っています。


オフラインからオンライン販売へ

以前は集会所で不用品バザーを開き、子ども服や食器などを販売して活動資金を得ていました。しかし、出品者が減り、来場者も「地域交流」より「安く買いたい」という目的の人が多く、さらに準備・片付けの負担も大きかったため継続が困難となりました。

そこで、新たな取り組みとして、清掃活動の際に集まった不用品をオンライン(メルカリ)で販売する仕組みへ移行しました。


販売活動の工夫

利益分配の仕組み
出品・発送対応を担当してくれる住民と自治会とで利益を分配し、双方にメリットがある形をとっています。
出品・発送は自分たちのペースで行うことで生活の負担になりません。


発送の手間削減
団地の横に宅配ボックス「PUDO」が設置されており、駅前には郵便ポストもあるため、発送業務はアプリを通じて最小限の手間で行えます。


在庫保管の工夫
東京都の助成金で設置した共用物置を在庫保管に活用しているため、担当者の自宅に在庫するような負担がかからずスムーズに管理できます。


不用品提供者への御礼品

自治会バザーでは、不用品をご提供いただいた方に感謝の気持ちとしてお礼品を進呈しております。ただし、助成金の規約により参加賞等は500円未満と定められているため、400円相当の生活必需品をご用意しております。なお、現金でのお渡しは行っておりません。


今後に向けて

このように、自治会では「住民交流の機会をつくりたい」という思いを大切にしつつ、時代に合った工夫で活動を続けています。今後も助成金やオンラインツールを活用し、交流の輪を広げていくことを目指しています。


オフラインのフリーマケット

オンラインでは販売しにくいようなものを在庫として残っているものを年に1度、フリーマーケットに出店して販売していきます。

第23回 西東京市民スポーツまつり フリーマーケット(2025年10月実施)

販売実績

スクロールできます
販売月販売数量売上高送料発送資材プラット
フォーム
手数料
販売利益出品
発送
手数料
自治会
収益
2025年
3月
1328,300円7,575円0円2,830円17,895円8,947円8,948円
2025年
4月
103104,020円44,480円384円10,402円48,754円24,377円24,377円
2025年
5月
6477,620円28,555円5,712円7,762円35,591円17,795円17,796円
2025年
6月
63109,509円20,945円11,399円10,951円66,214円33,107円33,107円
2025年
7月
3138,950円12,025円550円3,895円22,480円11,240円11,240円
2025年
8月
3430,170円12,670円340円3,017円14,143円7,071円7,072円
2025年
9月
3127,180円10,105円205円2,718円14,152円7,076円7,076円
2025年
10月
フリー
マーケット
9,470円0円0円500円8,970円4,485円4,485円