騒音・生活音のトラブル

悩み内容

お世話になっております。
xx号室のxxです。
実は最近xx号室xxの生活音の件で少々悩んでおります。悪意は無いものと思いますが、朝六時前後より夜九時十時頃迄断続的に頭上よりゴトン、ゴトン、ドスンとか歩いている音など然程大きな音では無いものの病気療養中の身には非常に気になり始めております。
昨今、近隣の騒音問題で大きなトラブルに発展する事象も耳にします。
なるべく穏便に治まる様に対処していただけましたら幸いです。
お忙しい所申し訳ございません。
宜しくお願い致します。

東会からの返答

自治会としては直接の権限を持たないため、個別の住戸間の問題に介入することは難しい状況です。
ただし、JKK東京には健康上の理由や居住環境の悪化による転居相談の制度がありますので、医師の診断書などを添えてご相談されることをおすすめいたします。

また、当自治会では、生活音の状況を客観的に確認するため、簡易騒音計を用意しております。
必要に応じて貸し出しを行っておりますので、音のレベルや発生時間などを約1週間ほど記録していただき、その結果を診断書とあわせてJKK東京へ提出されると、より具体的な対応を求めやすくなります。

なお、現状の音が法的に「騒音」として認定されないレベルである場合、相手方に直接苦情を伝えることは、名誉毀損やトラブル拡大につながるおそれもあります。そのため、個人間でのやりとりは避け、必ず「ほっとネット」などの公的機関を通じて相談・対応を進めることをお勧めいたします。

また、同様のご相談では、最上階の住戸へ転居することで音の影響が大幅に緩和された例もございます。
そのため、JKK東京へご相談の際には、最上階または構造的に静かな住戸への転居希望を併せてお伝えいただくとよいかと思います。

自治会としても、掲示板などで生活マナーや音への配慮を呼びかけ、住民の皆様が安心して生活できる環境づくりに努めてまいります。

例)住居変更申請までの流れ

1. 現状の把握

  • 現住戸の階数、住棟、築年数、上階・隣接住戸との構造、騒音・生活音の状況などを整理。
  • 医師の診断書など、健康・療養の事情があるならその証明を取得。

2. 変更希望の理由を整理

  • 「階数を上げたい」「住棟・住戸を変えたい」という希望を理由=「生活環境が著しく悪化している」「健康状態に影響を与えている」などとして整理。
  • 記録として、簡易騒音計による音レベル記録・日時を残しておくと、環境悪化の説明材料になる可能性あり。

3. JKKへの相談

  • 管理会社(JKK東京)または都営住宅の住み替え窓口に直接問い合わせ。
  • 「住宅変更制度」「住み替え相談窓口」「階数移動」「構造・環境改善目的の住戸移転」等について、最新の募集・空き状況・申請要件を確認。

4. 申請書類の提出・審査

  • 現在の住戸の使用許可を受けているか、住み替え希望の住戸が空いているか、住み替えによる差額家賃などの有無などを確認。
  • 住み替えを許可するかどうかは、空き住戸状況・住戸側の仕様・住み替えによる管理コストなどを都・公社が検討する。