排水管清掃

都営住宅条例等に、「住宅及び共同施設について必要な注意を払い、正常な状態で維持しなければならない」という規定等があります。これにより、東京都では年に1回程度の台所流し用排水管の清掃を、義務付けています。

台所の排水は油類が多く、管の内面に汚れが付着しています。放置すれば悪臭の原因になったり、管が詰まったりする恐れがあります。中高層住宅の排水管は、上下の住戸を貫通し1階床下で合流して外部に流す共用設備となっているため、1棟をまとめて清掃する必要があります。

当自治会では、台所だけでなく洗面所、浴室、洗濯機置場、トイレの合計5箇所を施工業者にお願いしております。

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排水管清掃の重要性

排水管は、部屋の中(専有部分)に見えていても、多くの場合は共用部分と一体構造(縦管など)です。したがって、公営住宅での共用部分の維持管理を行う、「保管義務」が生じます。

公営住宅では、年に1回の排水管清掃が自治会に義務付けられています。自治会は、この清掃に関して案内の配布・施工業者の手配・日程調整など、必要な責務を果たしています。

しかし、一部の世帯が清掃への協力を拒否する場合があります。その際、後に排水の詰まり・逆流・漏水などのトラブルが発生しても、自治会はすでに必要な措置を講じているため、修理費や損害の責任は、協力を拒否した世帯の自己負担となる可能性があります。

自治会の責務と拒否世帯の責任を明確にするため、排水管清掃を未実施の世帯については記録・共有を行います。

2025 (令和7)年度

実施日:
10月11日(土)、10月12日(日)

実施状況:
総戸数:120
完了:97
未施工:27(不在13、辞退6、空家8)

費用:308,000円(税込)

2025年度 排水管清掃作業報告書
2025年度 排水管清掃完了報告書
2025年度 排水管清掃請求書原本

懸念点

2世帯の洗面所で排水管漏水のため、未施工がありました。洗面所の排水管漏水修繕は東京都負担なので、早めに修繕の申し込みをすることを勧めます。洗面所の修繕区分

1世帯の浴室で、錆が原因でホースが入らないために未施工でした。排水管の錆修繕も東京都負担なので、早めに修繕の申し込みをすることを勧めます。浴室の修繕区分

未施工世帯詳細

不在辞退空家
108112306
113309310
303312504
311413508
509907601
5101011613
608710
6121003
805
810
902
904
1004
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